manis’sdiary

ドラマレビューやら色々です。ネタバレしています。

王の涙 イ・サンの決断 を視聴しました。

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王の涙 -イ・サンの決断ー DVDスペシャルBox [ ヒョンビン ]
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久しぶりにヒョンビンの映画を見ました。ヒョンビンはこの間mxtvでやっていたジキルとハイドで断念したからな~と、けど今なんとなく韓国時代劇気分なので見てみました。

そういえば韓国映画を見る事も久しぶり。おーーー映画も絵が美しい。日本映画も頑張ってもらわないと!って最近日本映画も見ていないかも。ゴジラ以来?!(笑)

 

イ・サンのお話、イ・サンは子供のころから暗殺指令が沢山あったのは知っていたけれど、その中の一つの話のようです。雪の女王では美しかったヒョンビン(古い・・・なんせ私が見ていたのはその時代)が今やなんとも素敵な王様を演じる様になっているんだねとある種感慨深い。そして最後に知ったけれどあのイ・サンで有名な先王妃の貞純王后がハン・ジミンちゃんだとは。なんともこれまた感慨深い。配役、狙ったわね!美しかったです


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 サドセジャの米櫃事件の死、先王の死して「サドセジャの息子だ」と言い即位したイサン、しかし宮中の権力者は美しい貞純王后でした。イサンは喪中という事で女官もつけず(暗殺を気にしてかもしれないけれど)、穴の開いた足袋?を履き、錘を体につけて体力をつけ、それもすべて暗殺に備えていました。既に12回以上も狙われているらしい・・・そのイサンにはお付きの宦官のカプスがいました。普段は役職で呼んでいるけれど、ふとした時にカプスと呼んでいます。

 

実はそのカプスは暗殺団に仕込まれた暗殺者でした。その暗殺団、今では捕まるわよ!て暗殺だから捕まるんだけれど、子供たちを虐待し暗殺者として宮中などに送り込んでいるとんでもないところでした。名前では呼ばれず77番と呼ばれ、背中に番号を烙印されています、その77番の弟分が220番のウルス。これはお互いだけが知っている名前でした。けどね、そのはずだけれどイサンは知っていた。だから心は許していたのよね。そのカプスはウルスにじゃんけんでわざと負け、去勢され子供のころから宦官としてイサン付きとして宮中に潜り込まされます。なんと養父という宦官もその手下で、何人も暗殺者を育てていたのだから最悪だ・・・時代が平和ではなかったという事なのね。イサンは脱走し、父が閉じ込められていた米櫃に隠れ、それを探しに来るウルス、彼らはウルスと同じように兄弟の様に育ってきていました。

 

けれど彼が足に血をつけていたことで発覚した暗殺者という事実。イサンは衝撃を受けるけれど冷静でした。悲しい事に慣れているのでしょう、けれど二人の会話で「あの時は暗殺者だったか、あの時はどうだったか」と二人の思い出を辿っていくところがなんとも切ない。そんなイサンは彼を許し宮中から馬まで与えて出してあげます。

けれど暗殺の結構が当日でした。頼まれたのは220番のウルス。頼んだのは貞純王后、イサン母が子供を使って暗殺しようとした事をかぎつけ、イサン母とその子供を閉じ込め、じらしていた決行の日を宣言します。

 

その宮仕えの子供と同室だったのは洗濯部屋の女、実は彼女は220番ウルスの彼女でした、けれどその彼女もお互いは知らないけれど224番で暗殺者。どんだけ暗殺団がいるんだ!!!という宮中、怖い、怖い、お互いこれを最後に遠くに行こうと思うけれどかなわなかった・・・同室の子供をかばい、彼女はイサンに暗号を。部屋に服を持ってきて暗殺日に気付いたイサン。しかし時既に遅し、貞純王后は将軍を使い、近くに待機させてしまっています。ここからカウントダウンが早くなっていきます。イサンは将軍の元まで行き、これから私を殺すのではなく一緒に平和な世を作ろうと説き伏せました。将軍は途中単細胞的な性格説明があったから、頼られたら嬉しかったのかなと推測(笑)

 

そして220番はイサンめがけて王宮に忍び込みます。といっても彼一人ではなく外からも中からもだからまさに暗殺ではなく謀反、しかし先に知っていたイサン側は待ち受け応戦します。最初イサン側と思わなくて、囲まれた・・・と思ったけれど応戦で良かったわよ!!!けれどバッタバッタと倒れ、残ったのは220番のみ。イサンもシンプルで的確な短い矢で応戦するのだけれどとうとう対峙です。そこにきたのはカプスでした。「アンデンダ」と王様だけはダメだと彼の前に立ちはだかります。それでも斬ってしまったウルス。彼の暗殺者とのしての血なのか、これから彼女と行く未来への道だったのか。それでもヒョンとしてイサン側の銃の盾になり今度は彼を助けます。二人を助け死んでいくカプス。ウルスもイサン側に倒されました。

 

そしてイサンは悪の根源の貞純王后を呼び出し、付いていた女官長、将軍の裏切りも知らせ、最初にイサンにやった「手を出して」と今度はやりかえします。けれどそれは穏やかに「不問にします」と母の罪もあっというのも理由だけれど、王の風格でした

そして何故イサンが事件がわかったかというと、224番と呼ばれていた洗濯係はイサンの服に新しい世について手紙を書いていたのでした。祖父王も父の服に血の手紙を書いたように新しい世を築くべく歩くイサン。カプスは暗殺団から決死の覚悟で持ち出した帳簿で老論派は逮捕される暗示もあり、暗殺団の子供たちも解放されます。

暗殺団の親玉が「俺なんて殺しても」と言うけれど、中庸の23節は、小さい事からちゃんとなせばそれが誠になる。一つ一つ正していくという事を現していたのかなと思いました。

 

うん、面白かった!私的には☆☆☆☆

王の涙 -イ・サンの決断ー【Blu-ray】 [ ヒョンビン ]