manis’sdiary

ドラマレビューやら色々です。ネタバレしています。

麗 花萌ゆる8人の皇子たち を全話視聴しました!

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麗〜花萌ゆる8人の皇子たちをBSジャパンで視聴しました!

 

うん確かに前半、中盤を胸キュン、それに映像が美しい。人物の背景は思いっきりぼかして人物を際立たせ、自然を写してもそれは緑がとても美しく描いている、映像もストーリーもキュンキュンドラマです。

 

個人的評価は☆3.5です。

おや?低い?というのは私がみたのはBSだったので、カットが絶対に多かったはず。なんだ、このつながり?という展開が多かったのです。

なのでノーカット版を見たら☆4つになるかなと思っています。

 

 公式版ですと「ある日、化粧品販売員のコ・ハジンは、湖に落ちた子供を助けようとして溺れてしまう。目を覚ますと、なんとそこは高麗時代だった! ハジンの魂は少女ヘ・スの体で目覚め、高麗の初代皇帝ワン・ゴンの宮廷で生活を送ることに。そこで彼女が出会ったのは、世にも美しい8人の皇子たちだった。優しい第8皇子ワン・ウクと惹かれ合う一方、冷徹な第4皇子ワン・ソに幾度となく危機を救われるヘ・ス。ワン・ソの素顔に触れ、次第に距離を縮め始めた矢先、彼こそが後の第4代皇帝光宗だと知る。果たして、ヘ・スの恋は歴史を変えてしまうのか——!?」

となっています。

 

最初、あーーなるほどまたまたタイムスリップものか~と、まあイ・ジュンギだし、イケメン多いしという事で見始めたら、おっと映像がとても美しいと釘付け。時代は高麗時代の光宗になるまでのストーリー。この間見たチャンヒョクの「輝くか、狂うか DVD-BOX<プレミアムBOX>(12枚組)」と同じ時代設定。なので誰が本妻になるのか、ウクとの関係は今後どのようになるのかは知って見ていました。チャンヒョクのドラマは最後は狂気だったけれど、今回のジュンギのドラマは最後は悲哀、これは正反対だったな~と感じました。

 

ヘ・スをとりまく王子たちの人間模様、彼女は光宗を血生臭い王という汚名を変えられるのかというテーマだけれど、結局は歴史は変えられない、いや、そうさせたのは実は自分という存在もあったのかもしれないと気づきます、未来から来ているからこそフラットで誰にでも分け隔てなく接するヘ・スに魅力を感じる王子たち、友として恋人として見ている王子たち、最初はこの仲の良い王子たちとヘ・スを取り巻く模様がとても見ていてキュンキュン。仮面の王子のワン・ソ、と正反対の正統派王子キャラのウク、この2人で揺れる中盤までのヘ・ス。前半はウクへの思い、けれど王位という争いの前にウクとは距離が出来てしまいます。あの日ウクが家門を取らなかったら歴史は変わっていたのかもしれないな、けれどそれは出来ない、だって一族を背負っているわけだから。そこに入って来たのは友だと思っていたワン・ソ、いやソは最初から女として彼女を見ていたけれどね。だって顔に傷がある彼にも普通に接して、コンプレックスある顔の傷を化粧で隠し、彼の心に触れた瞬間に恋に落ちたのよね~。イ・ジュンギ、もう結構なお年なのにいやーあいも変わらず若いし、美しい。クールな彼には仮面がよく似合っていました。

 

中盤はワン・ソとのキュンキュンストーリー、どんな事があっても彼は変わらない。常にヘ・スのそばにいる男、けれど彼は血を流さずにはいられない、望むと望まないとに限らず兄弟を手にかけてしまいます。弟も兄も手をかけて王座についていきます。弟は苦しんでいるのを救うためだったけれど刀で切り、兄を直接殺したわけではないけれど謀反を起こした、結局彼の周りにはあれだけ仲が良かった兄弟たちはいなくなった、それが政治で、政局を安定させるためなのだろうけれど、孤独だったワン・ソ。ヘ・スだけはという思いだったけれど、彼の政の為にすれ違い、結局を王宮を去っていく事に・・・それもワン・ソの弟ジョンとの結婚。形だけの結婚という設定だと思っていたけれど、実はヘ・スのお腹にはソとの子供がいて、それを知らされないワン・ソ。結局は娘をうみ、なくなっていったヘ・ス。その知らせを聞き半狂乱のソ、密偵で二人の関係を探らせ、二人の仲が形式ではないと誤解してしまったソ、その為にスの病も知らずスの手紙を読まなかった。スではなくジョンの名前だったから読まなかったのだけれど、二人の運命の歯車が嫉妬により狂ってしまいました。

孤独だったソにスの最後の手紙も常にソを愛して心配をしていたス。思いあっていたのに・・・そんなソにある日女の子がぶつかります。それはジョンとその娘。その娘の頭にスにあげたかんざしがある事に気付いたソ、年齢から自分の娘であることに気付いて奪おうとするけれど、スの遺言で外で暮らすことを望んでいた事を知り、彼女の思いを察します。二人の間にはちゃんと結晶が残っていました。彼女をみて嬉しそうに寂しそうに去っていくソが印象的。

 

そして現代、高麗時代の展示会でソとの記憶がよみがえった現代のス。自分はここで暮らしたという事、ソの業績、血なまぐさい歴史を感じたソは涙します。一番涙したのはソの孤独な後ろ姿。広い宮の前で孤独なソでした・・・・

 

なぬーーー現代の2人はここで展示会でばったり会ってすれ違って、現代ではハッピーという展開ではないの?!えーーーー、私は(きっと皆も)その展開を希望していたかと思うがそうではなかった。やはり偉大な王は孤独だった、その孤独な王が感じた幸せがスだったという事なのかな。

 

IUちゃんの可愛らしさとハスキーさも耳によくて、ジュンギの美しさ、ウクの優しさ、王子たちそれぞれの個性が描かれていて面白いドラマでした。

出来ればノーカット版で見たかったな~、途中ヨナがあまり出てこなくて、ヨナは正妻になったからもっと画策して欲しかったしね。

後半はかなりカットを感じたので、やっぱりノーカット版であの映像美と前半・中盤のキュンキュンを感じたいなと思ったドラマです。

 

youtubeからお借りした音楽を!

 

こちらの曲は好きだったな~。