manis’sdiary

ドラマレビューやら色々です。ネタバレしています。

ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン1を視聴しました!


 

ハウス・オブ・カード シーズン1を視聴しました。

面白い!ケビンスペイシー、さすが、存在感も悪い男であり魅力的だわ。

シーズン2も見たいな~と思う作品です。私はこういう権力のドラマとか大好きなので、この手のドラマは大好物。私にドンピシャなドラマでした。


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 ケビンスペイシーのフランクと、彼をちゃんとフランシスと本名で呼ぶ妻クレアは誰がどう見ても素敵なカップル。政治家の大物で、世間も注目なセレブ夫婦でした。妻は慈善事業、なんだかお金持ち、セレブ感が漂う設定。けれど彼女は写真家の心に秘めた恋人がいる、そんな妻を愛しながらも自分は彼からネタが欲しいと思い売り込んできた記者のゾーイを愛人にしていました。このゾーイは自分の子供だとしても、もっと若い年齢の子、そんな子を思いっきり愛人にしている政治家。まあそれも許せてしまう設定、魅力的だし、そんな男は愛人の一人くらいね!という感じ。けれど寝てネタを拾う記者は成功しないと先輩に言われ、はっと我に戻り別れを決意するゾーイ。甘くない?!遅くない?!と思っていたけれど、ゾーイはこのおじさんのフランクに本気になりかけ、妻が家に来るとビビって仕返しをしようとするんだから、甘ちゃんも甘ちゃん。記者としてはまだそこまで体を売ってネタを取るプロではなく、ただ恋しちゃっただけの記者だったのかもね。そのゾーイがフランクの不正な事実を先輩記者と暴いていこうとしてしまいます。

 

それは、知事選にフランクが担ぎ出したルッソをコールガールのレイチェルを利用し殺した事でした。このドラマがすごいのは、このルッソは薬をやりアルコール依存症の男を知事選にまで担ぎ出して、妻も一緒に選挙運動をし、当選させていくというフランクのやり手部分をだしていたのですが、ルッソが操り人形ではいない事をしると、すぐに作戦を変更します。ただのコマでしの反逆は許さないのです。選挙はギリギリの線で追い詰め、その後に彼に自滅するように仕向けます。レイチェルに誘惑させ、断酒をしていたのにアルコールを飲ませ、翌日のラジオをヘベレケでインタビューを受けさせて、世間に依存症克服失敗をアピールしたのでした。そして自殺に見せかけ殺し、知事選の補欠選挙を現職の副大統領を立候補させ、自分を副大統領にするという彼の作戦だったのでした。フランク、あっぱれ!

 

フランクの不倫に怒り、写真家の元に少しだけ逃げていた妻クレアだけれど、ルッソの死では夫婦そろっての写真撮影が大事だとわかっているのと、自分は情熱的な写真家より政治家の妻が似合っていると自分でもわかり、戻って記者の前に夫婦で声明を出して写真におさまる夫婦。このセレブ夫婦は今後副大統領への道が待っているのでした。

けれどその背後にかつての愛人ゾーイ達がルッソの死の真実を探っているのでした・・・そしてシーズン2へと。