オクニョ 運命の女 全51話を視聴しました！

オクニョ 運命の女(ひと)DVD-BOX II [ チン・セヨン ] 価格：20520円（税込、送料無料) (2018/4/1時点)

オクニョ　全51話を視聴しました。

私的☆評価は☆３つ。

あら、低い、なんだかねー、もっと違う展開を期待していたんだけれど、どんどん話が進むにつれて入り込めなくなってしまってね～・・・

突っ込み所満載だしね。

オクニョは私には器用貧乏に見えてしまって、ドラマも器用貧乏というか主軸がわからなかったような気がするのだが・・・

 ストーリーはオクニョのサクセスストーリーです。

・牢獄（チェノクソ）の茶母の子役時代

・パクテスから指導を受けた茶母時代

・スパイ（チャタミン、体探人）時代

・奴婢時代

・道流時代（祈祷とかとりあつかう部署らしい）

・商団の代表時代（これはほぼ最後まで）

・弁護士時代

・出生の秘密、王女だと発覚

・そして恨みを晴らして、王女だと認められた

という展開だったかな。

私がうーーんと思ったのは前半のパクテスの時は面白かったんだわ。牢獄の悪人だけれど人はいい人たちから色々な事を教わり頭も良く機転も利くオクニョ、そんなオクニョがその元囚人たちと窮地を切りぬけるという展開も良かったんだけれどね、その辺りを全面に推し進めると51話の大作は無理だからそういうサイドストーリーは面白かったです。後半ももう少しそれがあっても良かったかな。途中から鍋型帽子？をしていたおじさんは途中からほぼ出なかったし、あの人の知恵をもう少し活用して欲しかったな～。

後半からは、なんだかオクニョがどうも中途半端なんだな。

祈祷や占いとかの知識も囚人（鍋おじさん）から教わっていたからその知識を活用するのかと思っていたら、それも途中で終わるし、

弁護士的な活動をするけれど、その事件はどうなったっけ？という展開だったし、最終回は一応テウォンと仲良く弁護をしているけれど、なんだかねー、王女様が弁護をしたら弁護された人はこの時代は無罪よね（笑）

商団の代表は持ち前の機転があるので才覚はあるのだけれど、それは周りに譲ってしまったし、

王女様になったけれど、結局は宮中ではなく庶民の為に働く、まあそれはいいんだけれど王女様という特色も薄い。

となんだか色々と弱いんだわ。

結局は器用貧乏が、ドラマにも出てしまっていて、チャングムの様に料理や医術の道を究めるという事をしないし、馬医のように馬医から王様の主治医にまでなるという一つの道を究めるのでもない、結局オクニョは色々やっていたよなー。それも全てにおいて才能があってという事でイマイチ見ている方がが入りきれない。なんでも簡単にやってしまう人は見ていてもつまらないのだわ。

後、突っ込み所としては、ユンテウォンとオクニョの関係だなー、結局はお仕事としての仲間なのかしら？とういか二人のラブ要素が少ないのよね。別に常にラブ要素がないといけないとは思わないけれど、そういう設定にしているのならもう少し二人のもどかしいシーンとかいれればいいのにね。途中私はオクニョと王様を応援していたんだけれどな。王様との方がバランス良かったもの、まあ兄妹だったから無理だったけれどね。テウォンもあのキーセンのソジョンとの方がお似合いだったような気がするんだけれど。そもそもテウォンが妓楼の経営者に簡単になった事も大きな突っ込みなんだけれどね（笑）ギョハたら太っ腹！と思ったもの！！

後チョン・ナンジョンとユン・ウォニョンがドラマの最後まで宿敵だった事。もう少しそこにも変化が欲しかった。ウォニョンは途中からテウォンの父としての感情が芽生えて最後まで彼は父だった、息子のテウォンは結局は実の父をとらえてしまい、自殺まで追いやってしまったけれどね・・・彼が官職につけたの父のおかげでもあるのだが。最後は宿敵ナンジョンなんだけれど、あまりにもあっけない最後。大妃だけが彼らの権力の源で、彼女が死んでしまったら簡単にも逮捕。いやいや政治でしょう？王様が対抗したい勢力は今の中心勢力、それがいとも簡単に覆されてしまったという。結局は権力は脆いと言う事なのか。そしてオクニョとテウォンへの恨みで気が狂ってしまい自害、ウォニョンも自害。おいおいちょっと待て！と言いたかったな～、ウォニョンまで自殺？その前のシーンでは王様が俺を呼んだらとか言って釣りにも行ったりしていたのにね。結局は未来をはかなんだという事なのか。けどねーこの夫婦、逮捕寸前に娘をを捨てなかった？一人娘を置いて逃亡したのはありえない！と思ったわ。この娘のシネが屋敷に残っていたのを見てえーーーーと思わず声が。この人もしかして奴婢降格だよね？可哀そうに・・・

奴婢効果と言えば若奥様に上り詰めたチョングムはなんとウォニョンの子供を産んで、物乞い？えーーーここ笑えなかったんだけれどー、笑うシーンだというのがどうしても理解できずでして。後半このチョングムのとんちんかんが笑いの要素で盛り上げていたのにな。何かに上り詰めていて欲しかったわ。お屋敷の品物をこっそり持ち出して売って大儲けとかね（笑）

と、突っ込みばかりになってしまった。

まあ私が見たかったのは、苦労して成功を収めるというストーリーなのか、それか宮中の大陰謀なのかそういうわかりやすいドラマだったのかもね。