manis’sdiary

ドラマレビューやら色々です。ネタバレしています。

ファイナルカット 全9話を視聴しました!


 

 

ファイナルカット 全9話を視聴しました。

期待していたんだけれどーーー、うーー残念、突っ込み所満載のドラマでした。

 

私的評価は☆2.5です。あらら辛い。

 

マスコミ批判をテレビ局がドラマ化したのは面白い題材だと思いました。

印象的には決め台詞の、これがあなたのファイナルカットですね。

後は藤木直人はやっぱり格好いいと再認識したこと、笑。

最終回のツッコミどころは、犯人のお兄さんはアメリカで整形でもしたのか、高校生であの写真で成長して自信満々の山崎育三郎になるなんて見事な成長と思ったところかしら、笑。

 後、最後のシーンはいる?亀梨と栗山千明は別れたままでいいのでは?すれ違うのはいいけれど、お互い別の人生で良いと思うのだが。2020年からまた2人が始まるって、結婚でもしたらあの家族と家族になるわけで、はい?というファイナルカットだったわ…

 

 

ストーリーは母は自殺した、それは母が罪もない預かっていた子を殺したことになった為。無認可保育園というも問題だった。母はマスコミの過激な報道と偏った報道に翻弄され、母は自殺した、その母の復讐を始める息子の亀梨。一人ひとり相手の弱みを探り相手はマスコミと警察なので映像を相手に見せて「ファイナルカット」と決め台詞を決めて、映像をネットに出すぞと脅していく。

そんな彼に対応できるのはキャスターの藤木直人、彼は生粋のキャスターでそんなファイナルカットの逆手にとり映像化してみたりと対抗、その姿は面白かった。

真犯人は母が目撃した男、なんと最終回で明らかになると思っていたその男が山崎育三郎、そうきたか!と思いました。そのチョイスはいい気がする。その妹たちを恋人を装って兄の情報を得ようとする亀梨、結局は姉の栗山千明を本気で好きになる亀ちゃん、そんな亀梨と姉に嫉妬し兄に遠隔操作され騙される妹の橋本環奈、その橋本環奈を亀梨が刺してしまった事をきっかけに兄はアメリカから帰国し、マスコミのインタビューをうけて亀梨と対決をするとボロだして逮捕されるのでした。

そしてしばらくし、栗山千明の前に現れる亀ちゃん・・・

というお話。あーすごいはしょりすぎ(笑)

 

 1話が一番面白かったかな~、関テレ枠だし、銭の戦争とかをイメージしていました。復讐ものだしね。1話はまさかの裕木奈江と久しぶりに見た人が新鮮で更に期待度大でした。藤木直人のいきなりの江戸弁風な啖呵も面白かったしちょいと笑える!と期待していました。

 

が・・・私が首をかしげはじめたのは、亀ちゃんが決め台詞の「ファイナルカット」と決めていくその脅しの動画がたいした事がないのがドラマ的には致命的で・・・

これで脅かす?!と思ってしまったのが私には残念でした。

不倫風に見える動画だったり、子供を脅かしている風に見える映像だったり、お金を渡してインタビューを受けている動画だったり、正直脅かされているのはマスコミの一般人なので、ネットの恐怖はあるけれど致命傷ではなくないかいな?!

人としてはダメだけれどね。けどそういう人がマスコミである、という真実は見え隠れしたりして、そういう見方をしてしまった。

藤木直人は顔を出しているキャスターなので致命傷だけれど、うーーんファイナルカットの脅かしが弱い!と思いました。ま、個人情報をネットに出されるのは恐怖、その恐怖を感じるのにはいいドラマなのだけれど、いちいち決めて言うほどの内容でなかったのが残念。

亀梨のお友達はコンピュタスキルは相当なもので、ハッキングなんてなんでもござれという人、彼をもう少し活かす展開もありだったのではないかしら。

また、もっと警察官僚の汚職だったり、政治事件とか何か大きな事が絡んでいたり、母の事件と他の未解決事件が交差していたりとかそういう展開を私は希望していたな。

結局は亀梨が相手を小さなことで脅して、皆が恐れおののくというような演出で終わってしまったからな~。うーーもったいない、残念だ。

 

最終回は犯人逮捕の為に宿敵マスコミと手を組むけれど、マスコミはまた裏切る。ほんと口だけと思わせつつ、結局はまたもや手を組んでプレミアムワイドの番組内で亀梨と山崎育三郎が対決をして、真犯人がボロを出すという、なんだかわかりやすいんだけれど、ついていけない展開だったかも。これといった致命傷な証拠ではないかなと。犯人しか知らないはずのハンカチの存在だけれど、そこでDNAが出るとかそういう何かが欲しかった。と、ダメだしだらけだ、私(笑)

 

恋愛模様も最終回は栗山千明と別れたと思ったらエンディングでは再会?!

なんだこれ?!と思ったかな~。

だって二人が恋仲から結婚になったら、家族になるのよ・・・

あの殺人犯をかばって、なんとなくのんびりとした小笠原家と。ありえないでしょう。なんでそういう展開にしたのかしら。2020年をどうしてもくっつけたかったのかな?

 

藤木直人の妻が若年性アルツハイマーというのはいいとは思うのだけれど、何故それをマスコミ人の彼が隠しているのか、特集を組んで堂々と後悔しそうだけれど、結局は妻を愛する為に公開できない葛藤とかそういうところを丁寧に描いて欲しかったかな。最終回に詰め込み過ぎたかな~。

鶴見慎吾や佐々木蔵之介をもう少し前半から登場してストーリーに絡めた方がよかったかな。

 

と、ほぼ突っ込みで残念な点しか書いていないけれど、 

このドラマはマスコミがいい加減であること、ネットは怖いんだぞという事が伝わったドラマという印象でした。そんな印象なので評価は辛いかな。

 

このドラマをツヨポンが演じたらというのをよくネットで見るけれど、それは関係ないかな。正直ストーリーが残念だったので・・・

  

あ、ついでに最後まで1話の亀梨の登場シーンがなんだったのかがわからん(笑)

華麗なるステップでジャンプをしている亀ちゃんなのだけれど、昔見たフカキョンドラマのダンサー役を思い出したっけな。

 

あまり突っ込んでいるのもなんなので…

亀梨君のコート、格好良いし似合っていました。

パーカー部分と真ん中のラインがオサレでしたわ。