manis’sdiary

ドラマレビューやら色々です。ネタバレしています。

ダウントン・アビー シーズン6 ファイナルシーズン 8話


 

ダウントン・アビー 8話を視聴しました。

メアリー、ちょっとやると思ったけれど、それはないでしょう。トム以外もメアリーに誰かガツンと言ってあげないと!!!それに自分の結婚の前にイーディスに謝りにロンドンに行くべきではないのかしら?!それなのにトムに「難問ね」と関係修復は難問だと言い、結婚式って、どうなのかしらね~。

ヴァイオレット様の優しさと器の大きさはイーディスが受け継いだと思うわ・・・

 


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 マリーゴールドの事で悩むイーディスに母は真実を伝えなさいと助言します。イーディスもわかってはいるけれどなかなか本当の事を言い出す勇気が出ない。家族はイーディスの幸せを願っています、そんな時にバーティの雇い主のヘクサム侯爵が亡くなったと知り、メアリーは「気の毒ね」と。そんな彼女に「声がはずんでいるぞ」と、ほんとメアリーはイーディスには意地悪。いくら妹だからと言ってもちょっと意地悪すぎ。アンナにも「ロマンスが終わるのは私だけではないかもしれないわね」って、ほんと意地悪メアリー。この回はメアリーのイヤな所を意外と描いている気がするな~。そのメアリーに追い打ちが・・・侯爵の跡継ぎはバーティになったと知り、わかりやすい位信じられないという表情。なんと伯爵家より位が上になったイーディス。「どうかしら?侯爵になったらイーディスと結婚しないかもしれないわよ」と。ほんと負けず嫌い。コーラ「妬んでいるように聞こえるわよ」と言うけれど、もう少しガツンと言わないと。

 

パットモアさんの宿屋はなんと不貞の宿として噂になってしまっていました。それも不倫で夫が裁判沙汰にするという大事件発覚!あの新聞記者はそういう事だったのね。それにしても不貞の宿って、私だけではなくて皆もその不貞の宿というのに影でクスクス。それも上の階の人々もクスクス、パットモアさんが可哀そうじゃないの~!!!不貞の宿の経営者パットモアさんというなんて、皆ひどすぎーー(笑)お客さんも激減してしまって、パットモアさんは出資者だから大損よ!まったく不貞の彼らが悪いのにね!堅物カーソンは「ホテルは軽率だった」とまで言ってしまい、こんな状況の時に言う?カーソン?!時たまカーソンは空気を読まずにキツイ事を言うのよね~。これは自分達だけちゃんとしよう発言だったし、カーソン&メアリーは意地悪だな~・・・

 

バーティがダウントンに来るという事で伯爵は大喜び、不幸だったイーディスの大逆転でこのまま結婚して欲しいと願うばかり。私もそうだけれど、やはり真実は言った方がいいと思う・・・悩むメアリー、タルボットさんとはお別れしたけれど、少し考え込んでしまい、それをトムに見透かされます。「受け入れろ」というトムに「階級を持ち出したくはないけれど、ふさわしい相手を選ばないと」というメアリー。住む世界が違うと悩むメアリー、わかるんだけれど、爵位が大事なら最初から近づかなければいいのに・・・それでも止められなかったのか。トムと言い争っている最中にうまくマリーゴールドの事を聞くメアリー、あーーイヤな予感、あの性格だと・・・家族は皆がイーディスの結婚の話題、マリーゴールドの事で悩みます。伯爵のみが黙っているという派で他女性陣は話すべきだと。女性陣は隠し通せない事が本能的にわかっているのでしょう。そしてバーティが到着します。バーティ母は侯爵になる事を笑顔でいると、嘆くバーティ。どうやらこの母がかなり曲者らしい。母と並べば悪魔も天使に見えるという母、なんだかイーディスは常に苦労しそうだな~、どうやら母と息子一人の家族、これは先々不安な展開、そして食事ではメアリーが「結婚をまとめに来たの?」と。皆に緊張が走ります。しでかしそうだものね、メアリー。

自分を支えて欲しいというバーティ、けれどプロポーズにyesとも言えず、真実も言えないイーディス。

 

そこにタルボットさんがントンに到着します。あからさまにじゃけんにするメアリー。トムと大ゲンカするメアリー、けどねーメアリーにちゃんと意見を言ってくれる人はトムしかいなく、だからメアリーもトムと仲がいいのに、そのトムもタルボットさんの事を推薦しているのに。「もううんざりだ」というトム、ほんとこっちもうんざり。泊まれと言った母に怒るメアリー、たった一晩位泊めてあげなさいよ。ま、好きだからの行動だけれど、だからそんな気性が激しい事を言うのだけれど、ほんとメアリーはキツすぎて正直見ていてたまにしんどい人だ。だからトムは偉いと思う。あのメアリーにちゃんと正面からモノを言うのだから。「君はどう?爵位があれば飛びつく?だとしたら軽蔑するよ」とはっきり言ってもらえるのも限界が近いわよ~。タルボットさんからも「僕の家柄は問題はない、僕に地位と財産がないのが問題か」と言われ怒るメアリー。けどさーそれ否定できる?!だってイーディスに嫉妬していたじゃない。ただのマウンティングで!そのイーディスはバーティの結婚の申し込みに「愛しているわ」と言い、真実を言おうとした所にいきなりのキス。あー言えなくなってしまったイーディス。翌朝タルボットさんと別れたメアリーは、ご機嫌斜め&意地悪の虫がおきはじめたメアリー。イヤな予感・・・トムがせっかく「二人からのいい話なら祝福する」「姉は私だけ幸せになるのが許せないのよ」と言ってしまった事に怒り「マリーゴールドの事、あの子が何者か」とあーーーーやっちまったよ、メアリー。やるとは思ったわよ。言った後に言ってやったという表情。最低最悪。さすがにこれはないでしょう。姉妹ケンカはわかるけれど、破談にまで追い詰めなくても・・・バーティは帰ると言い出します。彼は子供がいた事より黙って結婚しようと、信じあえない人とは結婚出来ないと・・・可哀そうなイーディス。せっかくメアリーの影に隠れた人生が花開こうとしていたのに。彼の別れの言葉に救いを求めようともせずに堂々と自分が悪いと言ったイーディスは恰好いい。メアリーよりはるかに好きだわ。一応後悔するメアリー、「望み通りだな、イーディスは侯爵夫人にはなれない、僕の前では取り繕うな、自分の中にある寂しさを紛らわせるな、君は自分がみじめだからといって人の人生をぶちこわした。臆病者」と怒るトム。トムだけよ、この家でメアリーを怒る人は。さすがに今回はメアリーは境界線を越えているわ!イーディスにも「あなたはいつものメアリーに戻ったのよ、あなたはそういう人よ、騙されないわよ、あなたは昔から陰険で意地悪よ、自分が不幸になったからと言って私を巻き込まないで、今度もまた間違いをおかしたわね、ヘンリーは完璧だったのに」と言うイーディスが言う事は誰もが納得。正直社会性はイーディスの方があると私は思う。

 

バクスターさんはモールズリーさんの学校に付き添うけれど、会話の中からバロウさんが思い詰めている事を知り、イヤな予感がしてダウントンに戻ります。バロウさんは自殺未遂をしていました。あートーマス。そんなキャラじゃないでしょう。だから余計に追い詰められたのかもしれないな。孤独だから。伯爵に「これでも人件費の為にバロウを解雇するつもり」と直球で言うメアリー、こういう熱い部分もあるんだけれど、意地悪な部分も多いからメアリーは気難しい。子供のジョージを連れてバロウさんを見舞うメアリー、ジョージはバロウさんのたった一人のお友達です。ジョージも慕っているのだからバロウさんは根はやさしい人なんだろうな。けれど自分がひどい事ばかりしてきたつけがまわった。何故か自分を止められないというバロウさんに「私も同じよ」というメアリー、シーズン1の頃はバロウさんとメアリーがこういう共通点があるとは想像もしなかった。確かに二人とも意地悪度が高いから性格的欠陥者である事は間違いないかも・・・(笑)堅物カーソンも彼には心はないと思っていたと伯爵に伝え、もう少し雇って欲しいと伝えます。「人は孤島にあらずだよ、バロウにも」って、バロウさんはそこまでの人物だったのよね、ここでなんとなく感じ取ったわ。けどね、もう反省しているから許してあげて!!

 

モールズリーさんの1回目の授業は子供達の心は得なかったけれど、2回目の授業は使用人でも勉強したという話で子供達の勉強の意欲を高めます。これでモールズリーさんも教師への道が開けたよね。前は日雇いもやっていたのにやはり勉学は身を助けます。

 

そして御大が登場します。メアリーの本心を聞き出します。イーディスの事となると抑えられないと後悔しているというけれど、かなり高飛車で後悔して悩んでいそうにはないんだけれどメアリー・・・そんなメアリーに自分は昔の人間だけれど、結婚には愛が必要よと優しく言うバイオレット様。「あなただけよ。自分で冷酷と言う人間は」とメアリーは取り繕うことをしないという長所があると彼女の決心をつけてくれました。「まずは妹と仲直りする事、それから自分の心と向き合いなさい」と優しく抱きしめるヴァイオレット様。あーーこの人がいなければ丸く収まらなかったわー。そのヴァイオレット様の執事のスプラットがなんと女性の名前でイーディスの雑誌にコラムを書いていました。あら、そうなの?!確かによく新聞を読んでいたっけな。ここはまさかの展開で笑えるシーンでした!そして不貞の館の払しょくとして、パットモアさんの宿屋に伯爵一家が行き新聞社に写真を撮らせました。これで不貞の館から高貴な館に生まれ変わったかな、パットモアさんには頑張って欲しい!

 

メアリーはマシューのお墓に再婚を報告に行きます。ようやく決心をしました。タルボットさんとメアリーの間に太ったけれど取り持ってくれたトムに感謝の二人、ようやく受け入れる事としたメアリー。もう本心に逆らうことはしないと。夫婦は対等でありお互いの強さや愛情が釣り合うべきだと。冷静に迷いがないというメアリー。おめでとうだけれど、その前にイーディスにロンドンに会いに行くべきではないのかしら?!それなのに結婚式当日です。ありえなくない?!妹のイーディスは自分の気持ちを抑えてたった一人の姉を祝福しにダウントンまで帰ってきました。「あなたは自分だけが不幸になるのが嫌だったのよ、今は幸せだから丸くなっただけ」と言うイーディスに賛成!異論はないはずよ。けれど思い出は語り合える人は大事よというイーディス。彼女の方が器が大きい。普通は謝って許してもらってから自分の結婚ではないかしらね・・・やっぱりメアリー自分勝手だと思うわ。幸せそうなメアリー、イーディスはシビルのお墓の前でシビーとマリーゴールドが遊んでいるのを見つめていました・・・