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ヒッチコックの「鳥」を視聴しました!

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ヒッチコックの「鳥」を視聴しました!

子供の頃に見て、怖かった思いがあったのですが、ただ鳥が襲ってくるとしか記憶がなかったので、この間NHKBSで放映されていたので、視聴してみました!

やっぱり怖い。それに面白い。名作なのがよくわかる。幽霊やよりもこういう手の何も抗えないような恐怖を感じる映画は恐ろしい。

いやーー、昔の映画もちゃんと見てみるものだな~。

 

本当に面白かった☆4.5です。0.5低いのは昔の映画過ぎてたまにわかりやすい合成があったりしたので(笑)

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こういう鳥が襲ってくるなんて・・・(写真は浅草です)

 


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続きは↓で♪

 ストーリーは、サンフランシスコの鳥屋さんで出会ったメラニーとミッチ。彼女はきっと彼にひとめぼれだったのでしょう。ウィットにとんだ会話をし、彼が妹の誕生日に鳥のつがい、ラブバードをプレゼントをしたがっていたのを聞き、わざわざ彼の住む場所を調べ、こっそりとプレゼントをする為にサンフランシスコから小さな町まで向かう所から始まります。なんの楽しみもなさそうな小さな町。父が新聞社を経営しているオシャレなメラニーには不釣り合い、そこは海辺の田舎町だったのです。こっそりとプレゼントをし、気づいた彼にしめしめと思っている幸せな序章から始まります。

けれど、その夜から事件が始まりました。

外で1匹カモメに襲われたり、誕生日会には多数のカモメに襲われたり、なんと暖炉の煙突から大量のスズメが飛んできて襲われたり、結構な恐怖。これだけでも怖いのだけれど、だって部屋にあれだけ無数の大量の鳥が来たらパニックになるわよね・・・・翌朝、知り合いの農場にミッチー母が行くとその家もカモメに襲われ、その農夫は殺されていました。目をえぐりとられているシーン、うわーーー怖い。人より正直こういう動物の方が恐怖だ。意図を感じないから更に恐怖なのよね。

 

そしてその農夫の事件があったので、ミッチー妹をおびえてしまったミッチー母の言葉で学校に見に行ったメラニー。外でタバコを吸っているとジャングルジムに1匹のカラスが次のシーンは複数羽、そして次は倍に、そして次は更に、最後には大量の鳥が背後にいました。いやーーーこのシーンは想像できる展開だったのだけれど、恐怖のシーンでした。そこで学校が襲われることを察知したメラニーが教師のアンナに伝え、子供たちを避難させるために走らせます。そこにおそいかかるカラス。キャーーーマジで襲っている。カラスに襲撃されたら怖いよな~、ゴミ出しでもカラスがいるとびびるもの。カラスは大きいし・・・

 

その事件がありメラニーは父の新聞社に事実を伝えるけれど、信じてもらえない。そこにいた鳥類学者風な女性は鳥には知能はないから無理だ、そんな事はしないと議論になるけれど、それは恐怖から否定しているのよという客、世界の終わりだという客、鳥は全て殺せ、鳥は世界に百億、千億以上もいるというブルゾンちえみ風な会話は今回は恐怖です。それだけの鳥に襲われたらと。けどそこにその上にも鳥は来ていました。恐怖を感じてサンフランシスコに帰ろうとした家族を襲ったのです。ガソリンがまかれてしまい、それがタバコの火で火事に・・・町はパニックに陥ってしまいました。

 

その夜ミッチーは家の窓に全て補強します。けれど・・・襲ってきたのでした。窓は破られ、ミッチーはなんとか阻止し手にけがをし、ドアさえもやぶってきそうな勢いの鳥。落ち着いたと思い、部屋を見に行くとメラニーは一つの部屋が鳥にやられてしまい。その部屋をしめようとするけれど、メラニーも襲われてしまったのでした・・・気丈だったメラニーが恐怖におびえてしまいました。おびえていたミッチー母が今度は強くなり彼女を守る。ミッチー母もここで強くなりたいといっていたけれど、強くなったようです。なんとか町を脱出しようとするミッチー、車にラジオを聞きに行くと、そこで見たものは、全面の鳥でした。数えるという概念を超えた数。車で聞いた内容は軍隊も出動要請があったとのこと。道は封鎖されている、けれどここにいては殺される、鳥は一度襲い、休んでまた襲うというサイクルがある、ミッチー達はメラニーの車で家を後にするのでした・・・

 

あの4人は無事逃げられたのだろうか。ミッチー妹が連れてきたラブバード、ここで持っていくのには意味があったのかしら。途中メラニーが「あなたが来てからよね?悪魔」とののしられるシーンがあるけれど、メラニーではなくラブバードが?!とオカルト的にも思えるくらいのあの無数の鳥。原画のタイトルあTHE BIRDS、複数形のSがついているわよ・・・そう複数なんてものじゃないあの恐怖の光景。2時間の映画でしたが、古い映画なのに、あっという間に時間が経ってしまった。やはり名作だけあるのだと実感です。見てよかった!