manis’sdiary

ドラマレビューやら色々です。ネタバレしています。

ダウントン・アビー シーズン6 ファイナルシーズン 2話


 

デイジー暴走気味、大丈夫か~。「悪いのは体制じゃないの、奥様は体制の一部よ」て・・・あなたが言うセリフではない、ダメーーそんな難しい知識を得るより、デイジーには美味しい料理を極めて欲しい。ロンドンとかでも活躍して欲しい。そうしたらパットモアさん喜ぶよー!

 

そしてイーディス、気持ちわかるけれど、ちょっとその最後の言い方は夫人が可哀そう・・・イーディスがロンドンに行くのではダメなのかな。貴族と小作人の身分の違いをまざまざと感じた回でした。

 

そして2話のヴァイオレット様の素敵な言葉「私の事実が正しいの!」、ステキ!笑。


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 トムもローズもNY生活を満喫しているようです。そんな会話の中にもメアリーとイーディスは相変わらず嫌味を言いまくるメアリー。ほんとメアリーキツすぎるわ。そのメアリーは養豚業に精を出し、トムの公認として仕切っています。

 

カーソンカップルは現在結婚式場の件で大問題勃発。伯爵は使用人の食堂を飾り付けてやろうと、メアリーはそんな!とダウントンの使用人の食堂ではなく広間でもどこでも盛大に行おうと父替わりのカーソンを祝おうとしているけれど、ヒューズさんは結婚式位使用人ではいたくないと。そうだよね~、主役だもの。あのヒューズさんがそこまで言うなんてやはりいくつになっても結婚式の主役は女性です。カーソンさんは伯爵に伝えるけれど、気づかないメアリーは「いいのよカーソン」と気にしないで!という雰囲気。伯爵も「レディメアリーに逆らうなんてできないよ、お互いな」と(笑)こういう会話大好き。けどヒューズさんは「私たちは結婚式にも聖なるレデイメアリーに逆らえないの?式だけは譲れないわ」というヒューズさん、30年は結婚して従うらしいけれど、様子を見ているとかかあ天下になりそうね。カーソン、頑張って!(笑)

 

病院問題でも戦争勃発。ヴァイオレット様+クラークソンVSイザベル+コーラのこの体制、伯爵は中立を願うけれど、その戦争の話をイーディスから聞いたロザムンドおば様が「お母さまが中立なんて許すかしら」って、笑える、想像できるし。そしてその戦争では最初はヴァイオレット様は「私の事実が正しいの」と素敵な発言をするけれど、なんと対抗をしたのは理屈家イザベルではなくて、コーラが先鋒を切りました。お婆様に真っ向から戦ったコーラ。あのヴァイオレット様が最初の戦いで負けるなんて、そんな・・・アメリカ人コーラ強い!

 

そしてリストラ問題はバロウにだけ向けられています。職探しをしに行くとカーソンさんに尋ねると止められもしない。カーソンさんは彼に何も頼まないし、ちょっとそこまでするのはさすがにあの性格の悪いバロウだけれど、可哀そうになってきた!よく聞くリストラ部屋まではいかなくても、精神的には近いわよね。そしてアンディは何を言っても、助けると言ってもすべて拒否。それもわかるけれど、仕事位はいいじゃないね。そんな彼に同情するパットモアさん。「あんたの為に言っているんだよ」と。パットモアさん、こういう所好きよ。

 

デイジーはこの間しでかした失言を気にしていて、なんとかしようと伯爵夫人に伝えようとします。使用人部屋では「まず声をあげないと、黙っていられないわ」と言うデイジー。あーーあのトムとちょっと付き合い疑惑のあったイヤな教師の影響を思いっきり受けてしまっている。デイジーがなんか暴走気味で心配。皆は自分の立場をわかっているけれど、デイジーはそれがわからず「悪いのは体制側よ。彼らは体制の一部じゃない」って、あーーデイジー、そんな事をいう子じゃなかったのに。シーズン1では何もわからない子供だったのに、政治的な話まで言い考えを持つようになっちゃったのね。なんだか私は寂しいわ。いつまでもパットモアさんの弟子でいて欲しいのにな。そんなデイジーに「本人は再出発する意思があるという事ね」と少し希望を持たせる伯爵夫人。本当にそうなんだろうけれど、単純なデイジーは今暴走気味だから心配だな。

 

そしてアンナは不妊で悩み、人知れず泣いています。メアリーは自分も治療したからと不妊治療をするために病院にアンナを連れて行こうとします。メアリーはイヤミな女だけれど、実は情に厚い。イーディスにもう少し優しければ、イギリス式ではウイットに富んだ女でいい女なのかしらね。私を頼っていいのよと、パヌークさんを運んだり色々私の為にしてくれたわ、と昔を懐かしむ二人、確かに過去だけれど、パヌークさん、死体よね。笑えるか、そこで!(笑)そしてアンナは不妊治療の方法がわかり笑顔が出てきます。最終回辺りには子供が見れるのかな?!

 

そして今回のテーマはイーディスとマリーゴールド。豚を見に来たジョージとマリーゴールド、母コーラは事情を知っているので冷や冷や。そこに来たのはドーリー妻、そうだよね~、だって育てたんだもの、それをイーディスが奪ったんだもの。産んだのはイーディスでどうしても自分の子に会いたくて。けど何年間も生まれた時から育てた子だから、その辺りの配慮をすればいいのにイーディスにはあまり見れないよね。伯爵だけがそれを感じるんだけれど・・・その伯爵はドリー妻がマリーゴールドに会いたいと聞き、「引っ越しをするのはどうか」と伝えます。そんな・・・小作人の引っ越しなんて・・・それってデイジーのメイソンさんの問題と同じじゃない?!そもそもはイーディスが問題なのに。そして養豚の品評会で事件が起こります。メアリーが受賞しているときにマリーゴールドが消えてしまいました。慌てるダウントン家の人々。けどドリーさんだけは犯人が誰か気づきました。そんな大慌ての中でもメアリーはイーディスの事だから車がないと知ると「どうやって変えるのかしらね」っと、おいおい今は言うタイミングではないっしょ、もーー、この姉妹は!そしてドリーさんは家で妻がマリーゴールドに子守唄を歌っている姿を見ます。うーー同情するかな。育ての親なわけだし、それに彼女は事情は知らないから余計だよね、貴族のお嬢様の気まぐれとしか思えていないんだから。そしてドリーさんもそんな妻を哀れに思い、けれど引っ越す事を決意し、伯爵に伝えます。引っ越しと言っても別の小作地を探すわけだからね・・・伯爵は「イーディスが、いや我が家がどれだけ迷惑をかけたことか」と同情する伯爵、ちゃんと理不尽だとわかっています。間髪入れずにイーディスは「それが一番ね」って、えーーーー!!!イーディスの気持ちもわかるけれどさ、ドリー妻の気持ちを少しでも推し量ろうよ。けどね、きっとそれが貴族と小作人との身分の違いなのかな・・・