ナイン～９回の時間旅行 を視聴しました！
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ナイン～9回の時間旅行を見ました。主演はイ・ジヌク。GYAOでの視聴です。全20話、いわゆるタイムスリップもので、イニョン王妃の<男（イニョン王妃の男 DVD-BOX1 [ チ・ヒョヌ ]）のスタッフが作成したというので期待していたのですが、私的にはうーーーんイニョン王妃の男の方がキュンキュンして涙して面白かったな～。こちらは最後まで感情が入らず、結末だけ知りたい感じだったかな。
なので私的評価は☆２辛口かも。
イ・ジヌク好きなんだけれどね～、けどストーリーに入れなかったので・・・２０話ではなく１６話位でコンパクトにまとめても良いのではとか思ったりしました。
このドラマでメールやりとりまでただの病院院長が部下に命じて調べていた事。ドラマだから！なのだろうけれど、こういうのを見るとLINEって怖いんだろうな～と思って見てしまうな。LINEを使って今度マイナンバーとかサービス可能的なニュースを見たけれど、こういうのは自国のモノにして欲しいな～。
ストーリーは世界を放浪していたテレビ局のアンカーのイ・ジヌクのソヌに会いに来ます。「昔に戻りたいんだ、もう少しでわかるからお金を貸してくれないか」と。ドルに換金して（かなり分厚い）大金を渡すソヌ。けど気づくと兄はいなくなっていました。その兄がネパールで遭難して亡くなったことを知ります。そのネパールには同じテレビ局の後輩クルーが来ていました。その中にチョン・ミニョンもいます。飛行場に迎えに来させいきなりキスをして「結婚しよう、半年間だけ」と。あーーなるほど、タイムスリップ＋よくある契約結婚パターン？とか思って見ていました。けれどちょいと違った。期間限定は彼が脳腫瘍で、余命が半年だった為でした。あープラス病気モノかーと思っていたら、そこでタイムスリップのアイテムが登場。それは「お香」、これはナイスなものかなと、なんとなく神秘的だしね～、私もお香を使うからタイムスリップしないようにしないと（笑）
タイムスリップをするために使うのはお香、それはどこに行くかわからないというものではなくて自分でコンロール容易なものでした。単純に２０年前に戻れるので、同じ時間の２０年前、そして３０分だけの期間限定のタイムスリップでした。そしてソヌは自分の過去に戻り始めます。本当は彼の病気を治すために利用したかったのだけれど、彼の過去、家族の為に使ってしまいます。彼の過去は父が殺人事件で殺され、放火され、大病院経営だったけれどその病院を副院長のチェ会長に奪われ、それが原因で兄も母は精神疾患になってしまっているという家庭環境でした。兄はネパールでなくなっているので、まずそれを防ぐ為に１本使います。それを使ってしまうと、彼女であったミニョンが自分の姪になってしまっていました。彼女の母が兄と結婚し、連れ子であったミニョンが姪となってしまったのです。自分ではなく違う彼氏がいる現実へと変わってしまっていました。兄も生きているので、人の生死も変えるけれど運命まで変えてしまっていました。それをわかっているのはソヌと高校時代からの親友で医者のヨンフンだけでした。ジニョンとの禁断の愛に陥ってしまい悩むソヌ、それでも自分の過去、父の事件の犯人を捜すために何本もお香を焚いていきます。
犯人は兄でした、それも過失で、母とチェ会長の関係を疑い、兄に暴言を吐いた父を押してしまい倒れてしまい亡くなってしまった。けれどそこに横領やらあくどい事をしていたチェ会長が現れ、自首しようとする二人を宥め、放火をして隠蔽し、まんまと病院をのっとったという過去でした。知りたくなかった兄の犯行、だから兄は世界を放浪していたのね。けれど運命が変わりネパールで死ななく医者になった兄はうつ病になり薬に頼り切っている状態、結局はハッピーではなかった。
ミニョンとの禁断の愛に悩むソヌ、ミニョンも記憶が戻り混乱しながらも受け入れ、兄も混乱しながらも記憶を受け入れていきます。タイムスリップしてもモノが残るので、記憶も封印されているだけで残っているようです。そして全てはチェ会長との闘いでした。テレビの特集でチェ会長の悪事を生放送で暴露してしまったソヌ、過去に行っている間に親友のヨンフンのおかげで脳腫瘍も予防？して若い頃からの検診で悪化せずに住んでいて、運命は彼も変わっていきます。そして全てはチェ会長との対決のみで何話も進んでいきました。
チェ会長、このお方チョン・ドンファン、よく見るけれど悪役は本当にうまい、ムカツク役はピッタリ、今回はその栄華を極めている生活から一気にソヌのお香で兄は自首し、一緒に犯人として裁かれ大病院院長から一気に町の医療器具屋さんになっていました。この変化は笑えました！けどもう１５話あたりから、正直いったりきたりで飽きてきてしまった私。お香の力が効き、ソヌ兄の葬式からいきなりソヌとミニョンの結婚式のシーンへと変化。運命がまた変わったのです。死んだはずの兄は自首し、刑期を務め今は中国で医者をしていました。けれどソヌは来ない（ミニョン母もソヌ兄を待ってソヌのお香で来れなくなって、ソヌとミニョンが結婚できるようになったのよね）、母子揃ってかわいそうと思っていたら、ソヌは過去に行き、チェ会長に殺されてしまいました。えーーーー。だから来れないの？！その死ぬソヌに最後に会ったのは子供ミニョン。「こういう顔の人に今度あったら君を不幸にするから避けるんだよ」と言い残します。
そして数年後、ミニョンはテレビ局に入り、ソヌに会い、避けながらも惹かれていき恋人同士に。そして彼女はまたネパールに行きます。そこでミニョンから昔ソヌと同じ顔の人に会ったと聞き、また記憶が戻ります。過去の自分でした・・・１９９３年は自分はいない。気付き「お前はバカか、他にも男はいただろう」とそしてソヌはカトマンズ行のチケットを買い、過去の自分にむけてまたメッセージを言います。「お前は常に正しい選択をしてきた、だから２０年後にまた会おう」と。過去に決別をします。そして未来に向けてヨンフンと「彼女が俺の運命の鍵を持っている、２０１３年の俺は１９９３年に死んだんだ、未来で起きたことだから、過去で死んだんだから変えられると思わないか、どう思う？」そして自分に「ミニョンが幸せになれる希望は幻想だろうか、信じたいものは信じ、愛する者は愛する」と・・・
うん、私は行ったり来たりで過去映像が多すぎるので間延びしたような気がするな～。もう少しコンパクトでそこまで過去映像を何種類も出さなくても良いような気も・・・このドラマの中で局長と親友ヨンフンが癒しでいい感じだったのがよかったかな。
