秘密の扉 を視聴しました。
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久しぶりにGYAOですが韓国ドラマを見ました。ブログでレビューとか久しぶりにやってみるかと急に思い立ち立ち上げてみました。
ハン・ソッキュとイ・ジェフンの演技を見るドラマかな~。ハン・ソッキュの憎たらしいまでの王様というのがすごかった。けどドラマとしては、どうかな~、万人受けはしないだろうなという気はします。
このドラマの面白いのは感情の変化。
前半は世子とジダムが良い、ほい応援!
王様怖いし、ウザイし、クレイジー。
世子嫁は高慢ちき、あー高飛車。
けど後半は一転!
世子、あーだからダメなんだ・・・気持ちはわかる、けどね・・・と突っ込みたくなる。
あなた一人でそうするとどれだけ犠牲者が・・・
ジダム、なんで後半はそうなっちゃうのーー!(配役も変わってしまったのだけれどこれはかなり残念)
世子嫁、あーー同情っす。もっともだ!
父王、クレイジーだけれど政治家で王様です・・・そして優しいおじいちゃん。
という様に変わってしまうのが面白いのか脚本にはめられたのか、
脚本が変わりすぎなのかという24話でした。
期待したけれど後半が色々残念なモノもあったので☆3つです。
前半と後半でこんなにわかれているドラマも珍しい。
前半は殺人事件から始まり、その操作なので、結構面白い。
けどハン・ソッキュのクレージーなまでの演技がうん?!なんだかこの後の展開に関係ある?!
という伏せんがあったかな。
前半はジダム役のキム・ユジョンちゃんがめちゃ愛くるしくて可愛いのよね。彼女の魅力もありまだまだ良しという感じ。
前半のストーリーは世子の友人の画家が殺され、それは父が王座に就いた「事変」の連名状の秘密の書簡を見つけてしまったのが原因でした、宮廷の中の2大勢力に巻き込まれていく殺人事件。親友の死を明らかにしたい世子、けれどそれを本当は阻みたい父王。
それで結構なくらい話が進みます。連名状だけでここまでひっぱるか!と正直思ったっけな(笑)
ま、この連名状は父が王座に就くときに老論派に書かされ、それが足かせになり思うような政治ができなかった、だから取り返したい、それもクレージーなまでに取り返したい、それを手元に置いて王を操りたい老論派達という構図だから仕方がない。それがほぼほぼ半分続きます。
中盤でストーリーが大きく変わっていきます。暴いてしまったものは秘密の扉、その扉を開けてしまったら、
勢力争いに負けた両班、自分の先生、民、その中にはジダムの父までいました。まさに血の粛清が起きてしまいます。
その中にもこのドラマのテーマの父と子が入っていて、
今でいう総理大臣のキムテクの奴婢の子との別れ、思いもそこには入れてあり、
両班でありながら敵対勢力についてしまった父と子、それぞれの思いがうずまきます。
結局勝ったのは父、連名状も息子は父王の前で燃やします。あーーー燃やす?!
こんな父だから取っておこうよ、と思った(笑)
後半は世子の共産主義かーーと思う位な「均」への思い。
士農工商、両班、民もみな一緒という思いが巻き起こす事件です。
それはね、特権階級が皆怒るよね。怒る気持ちもわかるよ。
前半は世子の熱い思いに気分は入ってたのだけれど、正直後半はそうでもなかった。だって・・・詰めが甘い。根回ししないと・・・
いきなり理想郷を出されても皆戸惑うわよ。
税制度改革だけでもあんなに抵抗があったのに、科挙もいきなり両班、平民皆一緒みたいな事を言い出したらね。やはり政治だから根回しが必要でしょーー。だってあのクレイジーなまでの親だし、そんな王様とも渡り合わないといけないしね。結局彼の行き過ぎた行動で、息子サン(イ・サン)を守るために米櫃に入ってなくなることになるのでした・・・
そして世はサンの時代になり、サンは私はサドセジャの息子ですとダブーを口にしたのでした。
という全24話です。
イ・サンでも最初はそこから始まるものね。
いきなり父王が息子を処刑するのだけれど、なぜ米櫃?!というところが描かれていない。
後でwikipediaを見てみると、本当はお父さんは精神的にやばくなってしまったのね・・・
かなりご乱行をしたらしい。途中ジダムが後半から人が変わるのだけれど、その子に名乗らせたのはパク・ピンエ。この女性は側室になり、結局子供は2人もうけたけれど、世子に切り殺されるという。このドラマどうせだったら、淡い思いを前半でやったのだったら、後半をわざわざ人を変えたのだし、側室にしちゃうとかしたら良かったのに!と思ったけれど、それではストーリーにつながらないわね。だって逆賊の娘をなんと東宮でかくまっているという設定だしね。無理やりそこに歴史を持ち込んだという事かしらね。
このドラマはやはりハン・ソッキュのクレイジーなまでの演技を見る為のドラマかも。映像は綺麗だしね。